【書評】営業が嫌いな人の悩みをトップセールスが解決する!「入社1年目を「営業」から始める君へ」

こつこつ頑張ろう!どうもキリ丸です。

「営業」やったことがある人やこれからという人の中には

「きついノルマに追われている」
「押し売りとかできない」

こういった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

元リクルートでトップセールスだった高城幸司さんが

手紙の形で答えていく。そんな一冊になっています

その1冊の気になった部分を紹介します。

営業嫌いな人のままでいいの?

あおったような文章になってしまいました。

実際2009年の産能大学の調査では、営業が嫌いな人は500万人中250万人つまり

約半数の方が営業をやめたいと思っているそうです。

でも逆に言えば半数の人はやりがいを持って営業をやっているのです

どうせなら、その半数の人と同じように営業したくないですか?

営業は必ず武器になる

営業のスキルは
「どんなところでも役に立つ」と筆者はいっています。

今の時代は仕事がありふれているわけではありません。

待っているだけで仕事が来るわけではないということは分かると思います。

そのなかで、「自分」という商品を売る営業力が必要になってきます

しかも今は、転職が当たり前になっている時代です。先の職場で営業を絶対にしないわけではありません。

それに実績があっても営業力がなければ「自分」を安く買いたたかれる。

「どうせやるなら今のうちから営業力を磨いておこう」

そういう気持ちで臨んでみましょう。

単調な営業ではなく、考える営業

営業のイメージってどんなものでしょうか?

「営業って単調で体力勝負なんでしょ?」「すぐ飽きそう」

そんなことを思って良いイメージを持っていない人いません?

そんなことはない!!

そんなことはないのです。
よくよく考えれば当たり前かもしれません。

・なにも調べず棒読み
・相手のペースに合わせない

こういった人からなにも買おうと思いません。ですが

・相手のことをよく調べ
・相手に合わせた話し方をする

こういった人は好かれそうです。

売れるために相手のことを調べて考える営業が単調な訳ないんです!

話が出来ない営業の方がうまくいく

自社の製品のいい所を巧みに話して買ってもらう。

これが良い営業のイメージの人多くないでしょうか?

でも最近は、「聞き上手」の方がいいと言われるように

「営業」も「聞き上手」の方がいいのです。

一方的に話す人がいたら聞きたくなくなりません?

でもこれが営業の分野になると急に分からなくなるものです。

なので営業でも聞き役に徹しましょう。
そのために

・質問をする(例 最近調子はどうですか?)
・相槌をうつ(うんうん、なるほど!)
・突っ込み(それはよかったですね、大変ですね)

この3つを実践してみてください。

営業は「モノ」を売っているのでは無い

営業はモノを売っているのではありません、相手の課題解決を提案しているのです。

「カレーを食べたい!」という友達がいたとします。あなたはなにをしますか?放置はなしです。

ここで1流の営業なら相手が「なぜカレーが食べたいか?」まで考えて提案をします。

カレーをだすのも1つの正解ですが、
「もしかしたら辛いものが食べたいのかも」
「ただお腹が空いているだけだ」
と考えれば、キムチもありですし、大量に余っていたパスタでもいいのです。

このように先をいった営業は相手の言葉の真意を読み取りそれに合わせた方法を考えるのです

感想

著者自身、最初は営業が嫌いだったそうです。それもあってか親近感がある文章です。

具体的なエピソードも踏まえて
「こうかんがえよう」
「こうすればいいんだよ」
と優しく語りかけてくる感じです。

そして営業からコンサルティングに変わった経験もあることから、本当に営業は必須スキルなんだと思わせてくれます。

この本では、営業にいることで「なにを得られるのか?」ということから、「いい営業になるための考え方」まで色々な悩みに答えてくれます。

営業楽しんでみよう。
ちょっとでもそういう考えになれると思います。


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