【書評】自己分析から夢をかなえるまで「メモの魔力」の要約

コツコツ頑張ろう!どうもキリ丸です。

今回は、「SHOWROOM」の創業者である前田裕二さんが書いた「メモの魔力」の

・メモでなにが変わるのか
・どうメモを使うのか

こういった点を話していきたいと思います。

目次

序章「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない
第一章 メモで日常をアイディアに変える
第二章 メモで思考を深める
第三章 メモで自分を知る
第四章 メモで夢を叶える
第五章 メモは生き方である

メモは「記録」と「知的生産」がある

私たちが普段思っているメモというのは「記録」
つまり忘れないためにしています。

ですが、本書で書かれているメモは

「知的生産」ためのメモです。

私たちは、普段起こっていることを素通りしています。
そこで大事なことがあれば、忘れないように「記録」するのです。

ですが「知的生産」のメモとは、
「記録」したことからアイディアや付加価値を考える。

そういった姿勢のことを「知的生産」のメモといいます。

「知的生産」のために必要な抽象化

アイディアや付加価値を考えるときに

大事なことがあります。

それは、抽象化することです。

抽象化する…それだけじゃ少し分かりにくいかもしれません。

本書では、「記録」したことを
・What それは言葉にするとなんなのか
・How どういった特徴があるのか
・Why なぜそれが起こったのか、そう思ったか

この3つの観点から考え言語化することを
抽象化とよんでいます。

ファクト→抽象化→転用

といってもまだピンときていない人の方が多いと思います。

実際どうメモを取ればいいのか具体例を交えて解説します。

まずメモは見開きで使います。

そして左側のページに起きたこと・聞いたこと
つまりファクトを書きます。

右側のページには、そのファクトを抽象化したこと

その抽象化したことを行動に転用したものを書きます。

(例)左側のページ
ファクト 天気が悪いと気分が憂鬱になる。

  右側のページ
抽象化  人は環境によって気分が変わる。
転用   自分は集中できる環境に身を置く。

例で書いたものは、天気と環境の特徴を考えた、How軸のメモでした。

例で書いたものは少し簡単すぎるかもしれません。
ですが作者は

メモは姿勢である

と言っています。
周りから情報を得て、アイディアを産み出そうとする姿勢が大事なのです。

だから、最初は気負いせずに普段感じたことに
なぜを問いかけてみましょう。

それが習慣になればメモから
もっとアイディアを出せるようになっていくはずです。

自分がメモから何を得たいか

メモのやり方 
メモをすることで得られるもの

こういったことが分かったと思います。でもまだ

「私は、そこまでアイディアいると思っていないし」
「そこまでやる気がでない」

こういった気持ちを持っている人いますよね。

私も実際こんな感じです。
こういう人は自分のやりたいことが定まっていない場合があります。

そういった人はぜひ自分の中にWhy(なぜ)を向けてみてください。

普段自分がうれしいと思うこと。
なににいら立つのか。
今食べているご飯は、なぜ選んだのか。

こういった些細なことからでもいいので自分の軸を見つけてください。

もしかしたらメモいらないかも?となるかもしれませんね。

正直この作業はやったことがない人には結構しんどいと思います。

普段感じていることになぜを問いかけ、言葉にすることは案外難しいものです。

それでもこの書評を見に来た人は、メモに少しでも興味があるはず
どうせならメモの力をとりいれましょう。


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